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永田町通信

『開かずの扉』は本当に開かないのか?

国会のシンボルとも言えるピラミッド形の塔頂部の下に、観音開きの扉が5対はめこまれた中央玄関があります。扉はブロンズ製で、1枚1,125キログラムという重さですが、この扉が開かれることは年間わずか数回しかありません。扉が開かれるのは、衆議院と参議院の選挙後の初登院の他、天皇陛下や外国の来賓客が訪れる時に限られています。そのため、「開かずの扉」とも呼ばれています。

なお、新しい内閣が組まれた時の総理と大臣が並んで記念撮影が行われる階段は、総理官邸の西階段であって、国会議事堂内の階段ではありません。